結婚式のスピーチ(新郎編)では結婚式(披露宴)での新郎のスピーチの仕方、文例などを紹介しております。
もともと一般の結婚式(披露宴)では、この新郎新婦のあいさつなどのスピーチはあまりするものではありませんでしたが、最近では気さくな雰囲気の結婚式(披露宴)などでは新郎・新婦のあいさつでのスピーチが増えてきております。
新郎新婦のあいさつスピーチは二つのパターンにわかれます。新郎一人が『二人のあいさつ』としてスピーチするものと新郎と新婦が別々にスピーチするものとあります。また一つのあいさつ文を新郎新婦二人で分割するスピーチというものもありますが、あいさつというものは『話す』という形ですので、新郎新婦二人の分割スピーチとなると文章の読み上げになり、若干ニュアンスが変わります。
あいさつスピーチのタイミングですが、司会者の結婚式(披露宴)の開会の辞のすぐ後に行うのと、結婚式(披露宴)のお開きの寸前にする場合とがあります。一般的には後者が多く、結婚式(披露宴)の結びの意味合いでも使われます。
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結婚式(披露宴)のあいさつスピーチの流れは以下のようになります。3〜5の順番はこの通りにする必要は無く、4については省略することも多いです。
1.【列席者へのお礼】
結婚式(披露宴)へ出席していただいたお礼と祝辞をいただいたことへのお礼を心をこめて述べます。
2.【媒酌人へのお礼】
短くて良いので媒酌の労へ感謝をこめて述べます。媒酌人無しの結婚式(披露宴)の場合は省略。
3.【結婚の喜び】
結婚したことの喜びを語ります。喜びといってもイチャイチャとのろける姿は避けましょう。
4.【新婦について】
新郎が見た新婦の人柄などを語ります。つまり、学歴や生い立ちなどを語るわけではありません。
5.【決意宣言】
これから二人でどう生きていくか宣言します。新郎スピーチの中で一番肝心な部分です。抽象的な言葉で結構ですので、二人の将来の理念について語ります。何年後に家を建てるといった具体的な決意ではありません。
6.【列席者へお願いの言葉】
儀礼的な言葉のようですが、列席者に今後とも指導していただくようにお願いします。短くて良いのですが、省略はNGです。
7.【結びの言葉】
再度礼を述べて新郎のスピーチを結びとします。6のお願いの言葉でそのまま結びとし、あえて7を省略する事もあります。
上の『新郎のあいさつスピーチの流れ』を例に文例を紹介します。
【列席者へのお礼】
皆さま、本日は私たちのためにわざわざお集まりいただき、まことにありがとうございました。
私たちは、皆さまからいただいたお言葉を一生忘れることなく、新たな人生を力いっぱい歩んでいきたいと考えております。
【媒酌人へのお礼】
また、○○さまご夫妻には、無理を申してご媒酌のことをお願いいたしましたが、こころよくお引き受けくださり、無事式を挙げることができました。
○○さま、奥さま、まことにありがとうございました。
【結婚の喜び】
こうして私たちは夫婦として、新しい生活をスタートいたしますが、今はただただ喜びで胸がいっぱいです。本当に、ごあいさつもままならぬほど、気持ちが高ぶり、さまざまな思いと感情が満ちあふれております。
○○年(自分の年齢)の生活の中で、今日ほど喜びの気持ちというものを噛みしめたことはありません。生涯忘れることのない喜びの一日であります。
【新婦について】
わたくしが○○さんと一生を共にしたい理由を一言だけ述べさせてください。○○さんについては、たくさんの長所、良さを皆さまがご祝辞で述べられましたが、その中に○○○な女性だというご指摘がありました。わたくしは○○さんのそのところにとりわけ心が惹かれたのです。
【決意宣言】
わたくしは、○○さんとともに、理想の美しい家庭を築きたいと考えております。美しいとはさまざまな意味合いを込めたものです。わたくしの美しい家庭というものは、あるいは皆さまのお考えになるところとは、若干違いがあるのかもしれません。しかし、きっと皆さまにほめていただける家庭になれると信じております。いや、むしろ、○○さんも、わたくしの考えにとても積極的に賛成してくれました。これから二人で美しい家庭を築き、美しい子供たちを育てていきたいと決意しております。
【列席者へお願いの言葉】
どうか皆さま、わたくしたちを見守り、不都合やあやまりが見られましたら、ご遠慮なく叱責、ご助言をくださいますよう、心からお願いいたします。いくら理想をふりかざしても、しょせんは人生経験のとぼしいわたくしたちですので、皆さまのご指導が無くてはうまくいくはずがありません。何卒よろしくお願いいたします。
【結びの言葉】
本日のおはこび、誠にありがとうございました。とりとめのないごあいさつになってしまいましたが、生涯の思い出として胸に刻みつけ、私たち、終始手を取り合い、力強く進む事を誓いまして、わたくしのご挨拶といたします。
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